50代からの「つみたてNISA」~世界的な大暴落が来る前にできること
50代からの「つみたてNISA」~世界的な大暴落が来る前にできること
どうも、おはようございます。こんにちわ、こんばんわ
みのまるもです。
今回は、長期投資をする場合に必ず考えておかないといけない「大暴落」について考えてみたいと思います。今現在「つみたてNISA」の運用でネットに流れるなかの多くはリスクに関しては長期投資だから大丈夫です!というものが多くあります。
しかし実際に大暴落が起きたときに「つみたてNISA」の商品で多くの場合は資産は株式に投資されていると思います。あらためてリーマンショック時代にどうなったのか?考えたいと思います。
なぜなら20代30代と違い40代後半や50代の場合は投資にかけられる時間という資産の問題があるため「回復不能」のリスクを回避できるように注意しておく必要があると思います。
ではどう対処する必要があるのでしょうか?
どうすればいいの? 結論・「資金管理を必ず年間二回はしておく」ということです
2008年9月のリーマンショック時にどれほどの暴落になったのか?簡単にいいますと半分になってしまったということです。
こう考えることができます「つみたてNISA」で運用しているときに途中1500万円まで資産が成長していたのに750万円まで減ってしまった。
この状況を、さて受け入れられるでしょうか?本当に考えていても750万円の損失を残された時間でどうやって・・・となることもありますし最悪の一手はここですべて売ってしまうことです。なぜならリーマンショックのときに株式は5~6年で再生していったからです。ではこの時にどう対処できたでしょうか?
つみたてNISAの資金管理方法はリバランス!
つみたてNISAの場合、トレードにあるような「損切り」がすぐにできません。ここは十分に理解しておく必要があります。大量の売り注文が発生するなかでは大きく損失を確定してしいます。株式メインでつみたてNISAで運用しているならまだ最悪の状態があります。それは損失計上できないため税制での控除がうけられないという部分です。
資産が半分にまで減るリスクが株式にはあります、しかしリターンも最も高いのが株式です。若い方であれば株式100%でつみたてNISAで運用しても十分だと思いますが、50代の場合これは避けたいと思います。以前の記事でも触れましたが債券を40%以上資産運用に組み込むと20年という投資期間では「安定」という部分で大きな価値が生まれます。https://www.100000000minoblog.com/entry/2019/10/07/205513
簡単にいえば株式100%の時は大暴落が起きたときリスクにさらされるのは資産100%です。ですから1500万円が750万円になってしまうことが十分にあります。
しかし債券保有を40%以上にしておくなら、さらにトータル株式を50%保有までにしておくなら750万円の半分の375万円の損失に抑えられるのです。これは大きな違いです。
メンタル的にも値下がり時に「売り」という選択肢をとらず、ここでさらに「買い増し」の選択ですすめることもできると思います。
こうした状況を作るには「資金管理」しかありませんし、つみたてNISAの場合に資金管理はリバランスしかないといえると思います。なぜなら損切りで売るという選択をすると「つみたてNISAの枠」が減ってしまうからです。
つみたてNISAにはストックがつかえません、利益が出た部分を一度売ってその金額を他の投資商品の購入に充てることができません(iDeCoはできます)
大暴落がいつ来てもいいように、メンタルを整える
大暴落は日本で住む場合の地震や台風と同じと思うしかありません。耐震補強や台風被害の対策とおなじで、資産を安全な場所にどれだけ置くか?この部分をチェックして投資を進めていく必要があると思います。
こんな感じでイメージできると思います。株式市場は畑です。いっぱい種を撒くと大きな収穫が得られますが、それを狙う泥棒も多いです。
しかし安全といっても倉庫に種を置いたままでは全く収穫の喜びを得ることはできません、ですから畑に種を撒き続けられるように整える必要があります。
つみたてNISAの場合も基本は投資です。投資の世界では退場させられないことが最重要です。
ポイントは絶対に投資をやめない、退場しなくていい環境に自分を置くこと
せっかくはじめて投資家デビューをするのですから「死ぬまで投資家」を目標に相場を楽しめるように、投資を楽しんでいきましょう。
今回はここまでです。
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